「株の信用取引や、商品先物取引で借金を抱えた」と言った話はよく聞きますが、「FX 外国為替証拠金取引で借金を抱えた」と言う話はほとんど聞きません。
FXは、ロスカットというリスクヘッジの仕組みがあるので、通常は資金がマイナスになる前に、ある程度の損失で被害を抑える事が出来ます。
純資産評価を行った時点で、純資産がポジション維持に必要な証拠金の一定割合を下回った場合、ポジションの一部または全部が自動決済されます。
従ってFXでは、元本以上の損失(追証)が出る可能性は低いです。
FX 元本以上の損失 可能性ゼロでは無い
しかし、FXであまりに無謀な取引をした場合は、設定していたロスカットが必ず機能するとは限りません。
ロスカットが機能しないと資金が全部吹き飛ぶだけでなく、FX 元本以上の損失 資金マイナス(借金)になる可能性が有ります。
例えば100万円入金してレバレッジ最大の25倍でFX取引した場合、101万円や102万円といった元本以上の損失が出て、1万円や2万円の負債(追証)を抱える可能性が有ります。
商品先物取引、株の信用取引で資金がマイナスになり、追加証拠金(追証、おいしょう)を証券会社に請求されるのと同じです。